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ブログ/2009-07-22

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13:04衆議院解散=共同

許せるか!国会議員のこんな特権!!

衆議院が解散、8・30総選挙へ

  • 7月21日、午後1時4分衆議院が解散した。
    今回の衆院選は2005年9月の「郵政選挙」以来、4年ぶりの実施となるが、7月の解散、8月の投開票は戦後初めてのこと。
  • 今回の総選挙で民主党の政権奪取が実現するのか、現与党が過半数を制するのか
    さまざまな憶測や評論が続くと思うが、主義主張は違ってもどの党派でも「国会議員」には変わりない。
    そこで私は、解散に伴い、現在国会議員に付与されている各種の特権が国民感情からみて妥当なものかどうか、皆さんに考えてもらいたく実態を提供したい。
  • まず「歳費」。これは一般の給与に相当するもので、月額130万円、賞与を含めると年額、約2400万円。
    これが資産公開で出てくる数字でしょう。これだけでも先進7か国(G7)のなかでもダントツです。しかし、こんなものだけではありません。

    次に「文書通信交通滞在費」という名目で全議員に月額100万円(非課税)年額1200万円が支給される。
    国会議員は、全国的に立法業務のためあるいは各種調査のため活動する舞台があり、そのため必要な宿泊費・交通費・通信費が必要であろうとの配慮からと思料されるが、これには大きな矛盾がある。
    しかも、使用明細を提出する必要がないのだ。要するに、何に使うか勝手たるべし、なのだ。

税金を二重取りしていないか?!

  • 次に、各国会議員の地元選挙区への交通費として次の中から自由に選択することができる。

    1.JRの無料パス券(1年更新、グリーン車、寝台車乗り放題)
    2.航空券=1か月間に4往復の無料航空券
    3.JRの無料パス券+無料航空券(1か月に3往復分)

    これらは議員には無料であっても、JRや航空会社には国費(税金)から支払われているのだ。
    これでは、先に述べた「文書通信交通滞在費」は一体なんなのだと、素朴な疑問が湧いてくる。矛盾していないだろうか。厳しく言えば、税金の二重取りをしていると思われてならない。
  • さらに、「立法事務費」という名目で、月額65万円が支給される。1会派1人でも支給されるから、結局、全議員に支給されることになる。これで年額780万円。
    これも、使用目的の報告義務はない。

庶民感覚とかけ離れた国会議員の特権

  • さらにメディアでも話題になった議員宿舎の問題。
    衆議院議員宿舎は、赤坂、九段下、青山、高輪といずれも都内の一等地にある。
    2007年に新築完成した地上28階建の赤坂の議員宿舎は、一度は泊ってみたい「赤プリ(赤坂プリンスホテル)」のすぐそばにある。

    1戸82㎡の3LDKで家賃はたったの9万2千円。同じ地域で賃貸料50万円はすると言われている。しかも、24時間護衛付。(私の住むマンションも最近やっと防犯カメラが設置された)
    しかし、ここは新築なのでこの金額だが、他の議員宿舎は5万円前後だという。こんなところに住んでいて、本当に庶民の感覚が分かるのだろうか。
  • まだまだあるが、簡単に箇条書きで;

    1.議員会館内の事務所が無料使用(現在40㎡)。これも来年完成する新築の議員会館になると1室100㎡になる。しかも、国会議事堂と地下道で直結。この超不景気に、国民の知らないところでハコ物建設か!
    2.公用車が自由利用。現在衆参合わせて260台ある公用車は議員数に応じて政党に振り分けられる。勿論、運転手付。全車が常時動いているわけでなく、手待時間も多い。しかも年間、車の入れ替えと人件費で十数億円の経費。民間でも社有車を削減してタクシー利用が増えているご時世。これもムダな経費では?
     3.国会内の「赤絨毯」。議員の中には「あこがれの赤絨毯」などと言っているものもいるようだが、これだけで年間2億円の維持費。しかも、歩きづらい、ダニやシラミもいるようで不衛生きわまりない。むしろ、リースのカーペットなど、安くて衛生的な製品もあると思うが。
    まだあるが、このくらいにしておきます。

憲政の父、尾崎行雄(愕堂)を見習うべき!

  • 尾崎幸雄は「模範の政治家」といわれ「憲政の父」と讃えられた国会議員でした。
    彼の家訓の第一は「公事を先にし、私事を後にする」でした。彼が長く住んでいた東京・品川の自宅も借家。それも近所の人々から「化け物屋敷」と呼ばれるほど、荒れ果てた家だった。

    彼の信念は「国民の真の幸福のために尽くすということが、政治家の根本的な資格である」であり、その信念のままに、私事を捨てて国民の幸福実現のために、時には私財も投じて尽くし抜いたと言われています。
    それが、荒れ果てた家の正体であったのです。
  • 彼を支えたのは何だったのか。
    かつて日本大学の青木一郎教授がこう語っていました。

    「それは有権者だった。尾崎行雄の支持者は、みな、手弁当で選挙を応援し立会演説会にお金を払ってまで集まった。その有権者の意識を、いま我々は改めて知らなくてはならない。」と。
  • 尾崎行雄は将来を憂えて詠んだ漢詩があります。

    「王道地に委(お)ちて 憲政乱る」と。

    まさに現在の日本政治をそのまま直視した「警世の書」と言えます。今回、立候補を表明した方々は、是非、この尾崎氏の心意気を踏まえてほしいと思います。
  • 最後に、20世紀最大の歴史家であるイギリスのアーノルド・トインビー博士の箴言をご紹介したい。

    「政治屋は専門的技術の修練によって、選挙には勝てるようになります。しかし、選挙民の尊敬を勝ち取ることはできません。選挙民は、政治屋を選出しながら、じつは軽蔑しているわけです」

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