温故知新、論語、九思一言、天子の声、孔子、歴史上の出来事、歴史上の人物、歴史上の事件、歴史上の災害、

温故知新! 昔のトピックスで今を学ぼう!!

ブログ/2009-10-13

Top / ブログ / 2009-10-13

1804年の今日、華岡青洲が世界で初めて麻酔手術成功!!

外科医、華岡青洲
  • 華岡青洲は、江戸時代の外科医であり、1804年10月13日、60歳の女性に対し

    自ら発見・完成させた麻酔薬「通仙散」を使用し全身麻酔下で乳がん摘出手術に成功した。

    しかもこれは、1846年にアメリカでウィリアム・モートンにより行われた麻酔手術よりも42年も前に実施されたものであり、
    実際の事例として証明されている世界最古の手術である。

    1952年(昭和27年)にアメリカは、外科を通じて世界人類に貢献した医師の一人として&nr;アメリカ合衆国のシカゴにある国際外科学会付属の栄誉館に華岡青洲を祀ってある。
  • しかし、華岡青洲の成功の陰には実母と妻の献身的犠牲があったことを忘れてはならない。

生涯かけ、患者の苦しみを和らげる手術法を探求!

  • 1785年、青洲24歳の時帰郷し、父の後を継いで開業し、治療のかたわら
    手術での患者の苦しみを和らげ、人の命を救いたいと考え、麻酔薬の開発を始める。

    研究を重ねた結果、
    曼陀羅華(まんだらげ)の花(=チョウセンアサガオ)や草鳥頭(そううず=トリカブト)を主成分とした6種類の薬草に麻酔効果があることを発見した。

最後の人体実験に、実母・於継と妻・加恵の犠牲で成功する?!

  • 動物実験を重ねて、麻酔薬の完成までこぎつけたが、人体実験を目前にして青洲は行き詰まっていまう。

    しかし、実母の於継と妻の加恵が実験台になることを申し出た。
    数回にわたる人体実験の末、於継の死と妻・加恵の失明という犠牲の上に、

    遂に全身麻酔薬「通仙散」を完成させた。

有吉佐和子の小説『華岡青洲の妻』がベストセラー

  • 1966年(昭和41年)に和歌山県出身の有吉佐和子によって著された小説『華岡青洲の妻』が新潮社から出版されベストセラーとなる。

    この小説により医学関係者の間で知られるだけであった華岡青洲の名前が一般に認知されることになった。
  • 今日の長足の医学の進歩も、草創期には想像を絶する苦闘と身内を含めて幾多の
    犠牲の上に出来あがっていることを忘れてはならないと思う。

    臓器移植手術も世界の倫理と日本のそれとは隔たりがある。
    今年7月に「臓器移植法」が成立したが、特に15歳未満の臓器移植が日本では出来ず、海外で高額な治療費とともに行っていたこれまでの方々の苦労がやっと実ったことになるのだろうか。
  • ヨーロッパ科学芸術アカデミー会長のウンガー博士はこう語っています。
    • 現代医学は治療を優先するあまり、患者の身体的側面にのみに目を向けていました。
      しかし、人間は身体のみで形成されているのではありません。その人自身への温かい言葉や働きかけが必要になります」と。

      医学関係者のみならず、どんな分野の方たちも、心しておくべき言葉ではないだろうか。

元に戻る



コメント


認証コード(4182)

powered by Quick Homepage Maker 4.18
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional