ブログ/2010-04-03
1924年の今日、20世紀を代表するアメリカの俳優、マーロン・ブランド生まれる!
- マーロン・ブランドは1924年4月3日、ネブラスカ州オマハに生まれる。
両親は、オランダ、アイルランド、ドイツ、イングランドの血を引いているという。
1950年26歳の時、『男たち』で映画初出演。翌1951年に出演した映画『欲望という名の電車』で一躍、世界的な大スターへ駆け上がる。
この時、彼が下着を普段着に着用していたことが受け、若者の間にTシャツ文化が広まったという。
- ブランドの演技や服装は、映画においても演劇においてもまったく型破りであった。
これまで芝居ではタブーとされていた猫背でぼそぼそしたしゃべり、急に不機嫌な表情を示したり、はにかんだ笑顔を見せたりというパフォーマンスを始めたのはブランドが初めてであった。
これらは、ポール・ニューマン、ジェームス・ディーンやエルヴィス・プレスリーらの演技に多大な影響を与えたといわれる。
1954年、ブランド30歳のとき、映画『波止場』で港湾労働者を演じ、アカデミー賞主演男優賞を獲得し、名実ともにトップスターになる。
筋金入りのトラブルメーカー?! マイケル・ジャクソンとは家族ぐるみの付き合い。
- 台詞を憶えてこない、必ずと言っていいほど女性に手を出す、癇癪を起してスタッフを困らせるなど、筋金入りのトラブルメーカーであった。
その反面、人種差別問題や公民権問題には早くから積極的に関わっており、
1963年のキング牧師を中心とするワシントン大行進には、ハリー・ベラフォンテやチャールトン・ヘストンらと共に参加している。
現代映画界最高の俳優といわれるアル・パチーノやロバート・デ・ニーロその他多くの著名な俳優からも、マーロン・ブランドは尊敬されているという。
まさに戦後の伝説的な名優であり、アメリカの若者文化の源流とも言うべき存在であったとされている。
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