ブログ/2010-04-05
1908年の今日、スター指揮者の先駆、カラヤン生まれる!
- カラヤンは1908年4月5日、オーストリアのザルツブルク市に生まれたオーストリアの指揮者。
1955年47歳からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めたが、一時期それと同時にウィーン国立歌劇場の芸術監督の地位にもあったことから
日本では「楽壇の帝王」と称されることもあった。
20世紀後半のクラシック界だけでなく、世界に広く知られたマエストロ(巨匠)の一人とされる。
- カラヤンは、ジェット機を乗り継いで世界中を飛び回って活動するという、昨今のスター指揮者の活動様式を始めた最初の一人だった。
また日本との関係は古く、1954年の初来日以降、11回来日している。
日本でのカラヤンの人気は高く、一時期、クラシック音楽のレコード・ベスト30を決める投票で、カラヤンのレコードが28枚も占めたほどであった。
- カラヤンは、東京・赤坂にあるサントリーホールの建設にも設計の段階から携わっている。それは、このホールがベルリン・フィルハーモニーをモデルとしていたから。
その業績を称えてサントリーホール前の広場を「カラヤン広場」と命名している。
サントリーホールのオープニングを祝う来日公演が予定されていたが、カラヤンが病気でキャンセルを余儀なくされたが、
彼の弟子である日本人指揮者・小澤征爾に代役を委ねている。
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