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ブログ/2010-05-19

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1983年の今日、今井昌平監督作品『楢山節考』がカンヌ国際映画祭でグランプリ~最高賞パルムドール受賞~

原作本『楢山節考』
  • 楢山節考は深沢七郎作の小説で、1956年(昭和31年)第1回中央公論新人賞応募作品だったが、三島由紀夫、伊藤整などの選考委員らに絶賛され、同賞を受賞しベストセラーとなった。

    この小説を原作として姥捨て山伝説をベースにして映画化した。
    これまで2度、映画化されているが、そのうち1983年に今井昌平監督により緒形拳、坂本スミ子らの主演で映画化されたが、同年5月19日に開催されたカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した。
  • この映画は、どうしようもないくらい、悲しい、むごい内容だ。山に囲まれた信州のある村。今年も楢山の歌が歌いだされる季節になった。
    村の年寄りは70になると楢山まいりに行く習わしになっている。要するに貧しさのあまり、口べらしのため姥捨てにするのだ。

    孝行息子がお供で一緒に連れていくが、気が進まない。当然のことだ。子供を大事に生み、育ててくれた母親を、貧しさのため家計を考えて捨てに行く。
    年明けも近い冬の夜、誰にも見られてはいけないという決まりのもとに背中に母を背負っていかなければならない、辛くてもそれが村の掟であった。
  • いかなる時代であっても、母を粗末にしないがしろにする家も地域も決して繁栄などしない。子供が出来が悪くても、いじめられても、常に最大の味方であり後援者なのは母だけだ。
    この原理は、国家においても同じだ。フランスの哲学者、アランは叫んだ。「政治とは母と子のためにある」と。言い換えれば、社会的に弱い立場の者のためにこそ政治はあるのだ

    我が国も、もっともっと母の声を女性の平和と寛容の思いをあらゆる場面に活かしていくべきと思う。そうすれば、くだらない男たちのメンツと名声と虚飾の世界が変わっていくのではないだろうか。

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