ブログ/2010-12-22

1885年の今日、伊藤博文を総理とする日本初の内閣が発足!
- 1885年(明治18年)12月22日、新しく内閣官制が公布され、大宝律令以来の太政官が廃止された。
そして即日、第1次伊藤博文内閣が成立、発足しました。
伊藤総理45歳、井上外相51歳、山県内務大臣48歳など、平均年齢46.2歳と、現在に比べ非常に若い内閣であった。
- ちなみに日本初の内閣の顔触れは次のとおり。
- 初代総理大臣、伊藤博文=日本に西洋文化の取入れに必死で聞きかじった情報だけで実行に移した。例えば西洋の「仮面舞踏会」を「様々な衣装を付けて踊る会」と勘違いな解釈をして、
日本初のコスプレパーティを鹿鳴館で開催(実際には、お互いの素性を隠して遊ぶ貴族の乱れた会のこと)
ちなみに、伊藤博文の衣装は「桃太郎」だったとか。 - 外務大臣、井上馨=外国よりの来客用の本格的なホテル「帝国ホテル」の建設を推進した中心者。
- 内務大臣、山県有朋
- 大蔵大臣、松方正義
- 陸軍大臣、大山巌
- 海軍大臣、西郷従道(つぐみち)=西郷隆盛の弟
- 司法大臣、山田顕義
- 文部大臣、森有礼
- 農商務大臣、谷干陽
- 逓信大臣、榎本武揚=彼は幕末に幕府側にいたために戊辰戦争で最後は函館の五稜郭で逮捕され牢獄に入りますが
かつてオランダに留学しており、西洋風「ろうそく・チョーク」などの製造法を書物にまとめていたこともあり、抜擢されたのかもしれません。
なお、同じく「石鹸」の製造法も書かれており、それを学んだ親戚の一人が石鹸を製造して商売をはじめ
これが大ヒットして会社を興しましたが、その会社が現在の「資生堂」であるという。
- 初代総理大臣、伊藤博文=日本に西洋文化の取入れに必死で聞きかじった情報だけで実行に移した。例えば西洋の「仮面舞踏会」を「様々な衣装を付けて踊る会」と勘違いな解釈をして、
- 現在の菅内閣は、内政・外交とも何らの成果も挙げられず、外交、政治評論家等から論評するに値しないとまで言われ、
国民の支持率も20%台まで激減するなと、末期的状況を呈しているとも言える。
- やはり指導者たる方は、自らに潔癖で実行力がなければならないことはイロハのイです。
フランスの思想家ルソーはこう語っています。
- 正義の人は、悪人を決して許すことはできない。
- 傲慢さの生む錯覚は、現代の最大の悪の源泉である。
また、インドの大詩人・タゴールいわく、 - 驕慢なるもの、永遠のものならずと知るべし。
- 最後に孔子は『論語』でこう述べている。
- 自分を正しく律することができない為政者は、人を正しく導けない。
- 自分を正しく律することができない為政者は、人を正しく導けない。
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