ブログ/2011-02-17
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1904年の今日、プッチーニ作曲、歌劇『蝶々夫人』が初演!
- 1904年(明治37年)2月17日、作曲家・プッチーニにより作られた歌劇『蝶々夫人』(マダム・バタフライ)がイタリアミラノ・スカラ座で初めて公演された。
長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんと、アメリカ海軍士官ピンカートンとの悲劇の恋愛を描いた物語。
俗的に言うと、アメリカ海軍士官ピンカートンに騙され、いいように弄ばれたあげくに捨てられ、自殺する気の毒な大和撫子の話と言えなくもない。
- スカラ座での初演は実は脚本と構成で失敗しますが、すぐにプッシーニは改定版の作成にいそしみ、
1906年のパリ公演の第6版が大成功で終わり、これが現代まで上演され続けている決定版となっている。
これによりプッチーニは、イタリアオペラのマエストロ(芸術家に対する敬称や称号のことで、日本の巨匠に当たる)の地位を確立することができたとされている。
- 日本人として蝶々夫人役を演じたのは、大正から昭和初期にかけて活躍したソプラノ歌手の三浦環であり、
現在でも長崎の「グラバー園」に、その功績を称えて三浦の像が設置されている。
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